尺八の楽譜解説
尺八の楽譜の種類
尺八の楽譜には主に2種類あります。流派によって使う楽譜が違います。
流派とは「琴古流」と「都山流」ですね。
こちらがその楽譜です。
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左が琴古流で右が都山流です。タイトルを見ると分かる様にこれは同じ曲なんです。 どちらも「六段の調」という代表的な曲です。 こちらは江戸時代に作られた曲ですが、琴古流でも都山流でも演奏出来るようにどちらでも出版されています。 ちなみにこれは同じ曲ですが、書き方だけでなくフレーズも多少違います。 こういったところにも各流派の特色が出ています。 |
楽譜の読み方
それではこの楽譜はどう読むのでしょう?初めて見る方には何がなんだか分からないと思います。
まず尺八の楽譜は縦書きです。
そして音はカタカナで表されています。
琴古流はロ、ツ、レ、チ、リ、都山流はロ、ツ、レ、チ、ハ、です。
そしてリズムですが、まず琴古流は良く見ると音の右と左に点があるのが分かります。
この右の点が「表」拍子、左の点が「裏」拍子となっていて、これでリズムを取ります。
また音の真ん中に縦線が入っています。この線の数にも意味があり、一本線だと八分音符、二本線だと十六分音符…というように五線譜における旗のような意味があります。
対して都山譜は琴古流より新しい流派なので、五線譜の感覚も取り入れられていて、
四角のマス一つが一小節を表しています。そしてこちらは音の横の縦線が同じ様にオタマジャクシの旗の役割を持っています。こちらも一本線だと八分音符、二本線だと十六分音符…といった具合です。
また、最近では尺八譜だけでなく五線譜で演奏する演奏家も増えてきました。
尺八の基本運指
尺八の楽譜はロ、ツ、レ、チ、リ(ハ)と書きましたが、そちらの運指表です。
これは基本の音のみですので他にも沢山ありますが、この五つの音を基本としています。
詳細な運指は泉州尺八工房さん製作のこちらがあります。(クリックで拡大)









